*

分析ってどこまでやるの?森で迷子にならないためには。

公開日: : 最終更新日:2016/11/05 ECノウハウ・実例


乱暴に言うと、ECにおける分析は判断・評価が下せるレベルで十分。私はそう思います。

flipdesk_ve

先日、Flipdesk×Ve主催セミナーのパネルディスカッション後に、こんな質問をいただきました。

Q:複数のツールをどのように分析していますか?例えば、アナリティクスとか。

私の回答は以下です。(付け加えています)

・特別な分析はしない。それぞれの管理画面で見れる数値のみで、シナリオなどの良し悪しを判断する。何かのアクション(施策)をやるためにツールを使うのだから、結果が出ないのは、アクション自体や仮設が間違っていることの方が多い。

・深いデータを見たとしても、アクションが出来なければ意味がない。大事なのは、全体の数字がどう変わるか。逆に言えば、ECの場合は「ツールを導入する→個々のシナリオの数値は良い→全体の売上は上がってない」ならそのツールの意味はない。

・分析以前の問題だが、「導入しようとするツールの仕組みを信じられるか」が大切。そこを疑うと全ての数字は信用できるはずがない。

私自身、深い分析が好きなわけじゃないので(笑)。それと、分析は深い森のように、入り出すと抜けられなくなったりします。。。

 

分析やデータ活用は何のためにやるのか?

complex

ECにデータはつきもの。ただし、分析をしただけでは、1円も利益に貢献しません。

そもそも施策結果の分析は何をするためにやるか?やったことが、目的達成のために◯だったか、×だったかを判断する、そして、どう改善できるかをみていくためだと捉えています。大切なのは、結果を評価し、改善や打ち切りの判断を下し、実行するというサイクルをスピーディーにやること。遅くとも週次単位で。

oisix

また、もう1つ先日登壇した、SELECKのセミナーでオイシックスの米嶋さんがデータドリブン・マーケティングに関するお話し。その時も、こんなことを言われてました。

「データとにらめっこして、アイデアを出そうとしても施策は枯渇する。それ以前にお客様を知ることが大事」※こんなニュアンス

要は分析以前に、考えることがあるだろ!と。お客様のことを考え、仮説を立て、実行した施策だからこそ、分析にも価値が出てくるんだと思います。

marketing

ただし、定期的に課題整理のために、網羅的にデータを深掘りしたり、ビッグデータ分析をする時も必要ということは、補足しておきます。それが、日々アクセスできる環境やデータドリブンでまわしていけるチームや慣習があれば、言うことはないですが、その環境をつくれる企業の方が少ないでしょう。

すぐ判断して、すぐ実行。今日もはげみましょう。

 

▼他の関連記事はコチラ

オムニチャネル時代のデジタルマーケティングの落とし穴とは?

アドテック東京2015レポート:デジタルマーケティングの本質的キーワードが続出!【1】

 

▼ソーシャルメディアでブログ更新情報配信中

ECエバンジェリストfacebook >
※facebookはまずダイレクトメッセージでご連絡をお願いします。
ECエバンジェリストTwitter >
TKzoe.com LINE@ >


The following two tabs change content below.
川添 隆

川添 隆

デジタル・コマースグループ ジェネラルマネジャー株式会社メガネスーパー
【デジタルハリウッドオンライン講師、文化服装学院 非常勤講師、LINE大使(自称)】 ≫ECzine連載中  現在、メガネスーパーのEC事業、オムニチャネル推進、デジタルマーケティング・コミュニケーション、デジタルを活用した店舗支援を統括。これまではファッション・アパレルに従事し、現職含め2社にわたりEC事業の売上を短期間で約2倍にしてきました。 ≫ プロフィール詳細・お問い合わせはコチラ

関連記事

moving

EC在庫を獲得するためには、EC部門が自ら動け!

在庫を獲得するためにはEC部門が自ら動く、これにつきる。待ってて在庫がもらえるなら、それは恵まれまく

記事を読む

POS・基幹システム

POS・基幹システムの3つの問題点:システム見直し3つのトレンド【2】

ECの注目で求められるシステムの見直し。 2015年3月にに、ECzine Day 2

記事を読む

Scratch-development

小売でECスクラッチ開発を選択する必要なし!?:ECカートシステムの選び方【5】

そのEC、スクラッチの必要ある!? 前回は、大型パッケージシステムのメリット・デメリットを

記事を読む

実店舗

主流となった先行予約とは?:役割が変わり始めたファッションEC先行予約【1】

ファッションECで主流となった「先行予約」。 先日、ある方から「アパレルブランドのEC

記事を読む

beams

ビームスというブランドも、マーケター個人も「個人の発信」を強化。次はあなたの番!

最近、私の中で最もホットなツールは「ブログ」。いよいよ、メガネスーパーでもブログをスタートしました。

記事を読む

why

わからないなら直接聞く!アンケートって本当に大事よ。

EC以外でも通用するけど、アンケートって本当に大事にしています。 私がECをやっていて

記事を読む

ec-seminar-sn

EC事業の人材育成について語る。といっても、この領域は日々学ぶしかないですよね。

初めて、人材育成というネタでお話しをする機会をいただきました。 2016年9月29日に

記事を読む

sns

SNS×Eコマースの課題は活用以前の問題:ECのSNS活用の実体【1】

加熱しすぎるECのSNS活用。 WEBプロモーションにおいて欠かせなくなったSNSの活

記事を読む

socialmedia

SNSの本質を忘れてない?:ECのSNS活用の実体【2】

どうしてもSNSの活用は必要? WEBプロモーションにおいて欠かせなくなったSNSの活

記事を読む

selection-ecsystem

ECカートシステムの選び方のまとめ【6】

結局何にすればいい? 5回にわたってECカートASPからスクラッチまでのメリット・デメリッ

記事を読む

  • プロフィール
    ■株式会社メガネスーパー
    デジタル・コマースグループ ジェネラルマネジャー
    ■デジタルハリウッド オンライン講師
    ■文化服装学院 非常勤講師
    ■LINE大使(自称)
    ECzine連載中 
    これまで2社にわたりEC事業の売上を短期間で約2倍にしてきました。
    ≫ プロフィール詳細・お問い合わせはコチラ

    FOLLOWTwitter Facebook instagram
    PAGE TOP ↑