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後発で急成長するfifth(フィフス):注目のファッションEC・通販サイト(4)

公開日: : 最終更新日:2015/12/09 ファッションEC


fifthフィフス

ネット専業後発でも躍進するfifth

ファッション販売2015年3月号で「今年ブレークする!?元気が出る話題100 通販サイト編5」を寄稿させていただきました。

ネット上では掲載がないため、捕捉を加えて本ブログでご紹介いたします。第4弾はfifth(フィフス)です。

 

2015年注目のファッションEC・通販サイト(4):fifth(フィフス)

fifth商品ページ

fifth(フィフス)

2013年4月にスタートしたレディース通販サイト「fifth(フィフス)」は、「ネット専業による安カワ系」として後発ながら急成長のサイトとして注目を浴びています。

トレンドを反映した低価格商品を、高品質なビジュアルでインパクトを出すことで商品価値を高めるというのがこの事業モデルです。

これまでのサイトは20代前半の女性を主要ターゲットとした109系のテイストに偏っていましたが、フィフスは20代半ばの女性を主要ターゲットとして、オフィスを含めたより幅広いシーンで使えるテイストで、そこに合わせたモデルを活用しているのが特徴だと捉えています。

 

先進的なサイトの特徴

スマートフォンサイト(スマホサイト)が非常に作りこまれていて、ビジュアルが非常に見やすい点、商品ページのスタイリング画像が圧倒的な豊富な点は参考にしたいところです。特に気になった部分をご紹介します。

fifthトップページ

サイトに訪れるとまず下部にクーポンが表示されます。これはおそらく、今はやりのWEB接客ツールでしょう。最新のWEBサービスをいち早く導入しているようです。

 

fifthブランドバナー

サイトトップのブランドバナーは一定の時間で表示が切り替わります。DHOLIC(ディーホリック)が商品一覧ページで採用している手法です。まだまだブランド自体は確立していないだけにビジュアルでの訴求が重要です。自動的に切り替わることでブランドがイメージしやすくなりますね。

 

fifthカテゴリ

カテゴリー部分に行くと、「フリックでタブを切り替えできます」という案内が表示されます。その通りに動かすと、キャンペーン一覧や新作一覧、ランキング一覧などに切り替わるのです。これは、スマートフォンサイトの弱点である「掲載面が少ないこと」を解消するための良い方法です。

 

fifth商品画像

そして商品詳細ページでは、17枚ものスタイリング画像を見ることができます。これもDHOLIC的な見せ方ですね。表示が遅くなる可能性もありますが、ユーザーが購入するための材料が豊富で、仮に購入せずとも見ごたえのあるコンテンツになっています。

 

今後の課題と台湾への進出

全社的な売上高は初年度の約4億円に対し、15年1月期は14億円を計画しているが、目標達成の確度は高いようだ。

11月中旬には台湾に進出して「フィフス」の台湾版をスタートする。

<参考>コードシェア タテ積みの商品拡充へ、11月中旬には台湾に進出 | 通販新聞

上記の記事を見る限り、「EC成長の方程式=販売手法×在庫×集客」の内、在庫に課題があるようですが、すなわち伸びしろがあるということです。

また、すでに昨年の11月には台湾版がオープンしており、一気にアジアを攻めに行っているのは事業のスピード感があります。ネット専業のファッションECでは夢展望が先駆者で、中国進出などにもチャレンジしましたが、現在は国内の本体事業自体で苦戦しているようです。

おそらく夢展望の60億がWEBブランドの限界になるはずなので、こういった海外展開や、ブランドとしての確立をいかに早くできるかが今後の成長の鍵だと考えます。2015年の動きは注目ですね。

 

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川添 隆

川添 隆

デジタル・コマースグループ ジェネラルマネジャー株式会社メガネスーパー
【デジタルハリウッドオンライン講師、文化服装学院 非常勤講師、LINE大使(自称)】 ≫ECzine連載中  現在、メガネスーパーのEC事業、オムニチャネル推進、デジタルマーケティング・コミュニケーション、デジタルを活用した店舗支援を統括。これまではファッション・アパレルに従事し、現職含め2社にわたりEC事業の売上を短期間で約2倍にしてきました。 ≫ プロフィール詳細・お問い合わせはコチラ

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