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LINE@を導入できない4つの理由:できない理由をくつがえせ

公開日: : 最終更新日:2017/08/26 LINE@


nodeal

導入できないではなく、導入しない。

LINE@が浸透していますが、導入していない企業の方が圧倒的に多いでしょう。私自身、LINE@に関わる方々にお会いすることや、LINE@関連のお話をさせていただくことが多いですが、「LINE@はまだ導入できない」という言葉を耳にします。しかし、ほとんどのケースは「導入できない」のではなく、「導入しない」のです。

もし、まだ導入を検討されている方がいらっしゃれば、「導入しない理由」に対する対策を把握する必要があります。理由と対策を解説していきます。

 

LINE@を導入しない4つの理由

LINE@LINE@公式サイト

LINE@がオープン化して以降、LINE@アカウントは飛躍的に急増し、2015年4月末時点での国内累計アカウント数は33万件を突破しています。

<参考>【LINE】法人・個人問わず月額無料で利用できる公開型アカウント「LINE@」、オープン化後1ヶ月の国内におけるアカウント開設実績を公開 | LINE Corporation

<参考>【LINE】LINE@、全国82エリアで展開するワンコインランチ情報誌「ランチパスポート」と提携、店舗情報の相互連携を開始 | LINE Corporation

関係者から聞いたところ、企業や店舗、自治体などは累計20万アカウント以上開設しているそうです。数としては多いように感じますが、実際のところ、LINE@と非常に相性の良いファッション・アパレル業界のアカウントはまだまだ少ないと感じています。また、カフェやレストランなどの飲食店は、食べログ掲載を100だとすると、恐らくLINE@は5程度で非常に少ないです。※LINE@関東のシェアを参考

<参考数値>2015年6月25日時点 食べログ掲載店舗:809,108、LINE@関東のアカウント数:41,284、LINE@関東のグルメ:8,736(シェア:21.1%)

私自身はLINE大使を自称するほど、企業でのLINE@、LINE公式アカウントの活用を注力し、ブログや取材、セミナーなどを通じて「企業のLINE活用」を推奨しています。特に、無料から導入できるようになったLINE@に関しては、「やらない理由がない」というほどEC・小売り事業者として確実に有効なツールです。それでも導入しない理由は、主に4つほどあるようです。

1.何ができるかわからない

2.時期尚早

3.運用が回らない

4.公式アカウントとのカニバリ

それぞれ、それを覆すアドバイスと共に解説します。

 

1.何ができるかわからない

LINEat_function

LINE@公式サイト

これは最も初歩的なレベルですが、LINE@は数多くの成功事例や活用方法がWEBで公開されています。ある意味、最もノウハウが共有されているWEBツールと言えるでしょう。

それでも、「何ができるかわからない」と言っている人は、「最初から全て機能を使いこなしたい」と考えていたりします。それでは、上手くいくことも上手くいかなかったりします。

まずはツールの強み、すなわちLINE@の場合はプッシュ通知を用いた情報配信ですが、それを活かし、仮設〜検証を繰り返せば必要な機能の使い方がつかめてくるでしょう。困ったら、LINE@公式ブログで他社事例をチェックしましょう。

ちなみに、オープン化以降は、「実店舗を持たないECサイト」でも認証済みアカウントの作成は可能なので、積極的に活用してみてはいかがでしょうか?

【参考】よくある質問 | LINE@公式サイト

 

2.時期尚早

時期尚早

LINE@の話になると、「時期尚早」と言って導入されない企業は多いそうです。

例えば、サービスが登場して日が浅く成功事例やノウハウが少なかったり、料金プランがこなれていなかったりする場合は「様子を見る」という判断は悪くないと思います。ただし、LINE@の活用事例はWEB上でも書籍でも充実しています。

「もう遅い」わけではありません!どうしても抵抗があるのであれば、無料アカウントを作成して管理画面を触ってみるところからでも始めてみませんか?

 

3.運用が回らない

LINE@管理画面

LINE@管理画面

とにかく最初から最大化を念頭におかない!他のツールも同様ですが、私の経験上、「1→10にする方法」から考えるのではなく、「1→2にする方法」を考えて即実行する方が上手くいきます。LINE@であれば、各店舗アカウントを作ってそれぞれで活用するのが理想(10)だが、まずは企業や効果が出そうなブランドとして1アカウント作成して、運用できる範囲で成果をすばやく出すということが成功の秘訣です。少なくとも私がこれまで手掛けてLINE@アカウントは全て小さく、すばやく回しています。

また、LINE@の良いところは、「余計な運用をしなくても良い」ということです。最大の長所が「プッシュ通知による情報到達」なので、LINEを使って配信できるメールマガジン(メルマガ)と捉えたほうが、運用効率が良く、効果もでやすいと考えています。

メルマガ同様、やるべきことは下記です。

(1)友だちを集める

・友だち登録インセンティブの用意やメリットを明確にする

・あらゆる自社メディアに掲載する

(2)情報を配信する

・友だちがある程度集まるまでは配信しなくてもよい

・メルマガの「一番おいしい部分」をLINE@でメッセージ配信

(3)効果を検証する

・掲載するURLにGoogleアナリティクス用のパラメータを付与する

とにかく最初はシンプルにテキスト配信で十分です。余裕が出てきてから、PRページやタイムライン(ホーム投稿)、お店トーク、リッチメッセージ、リサーチページなどを活用してみましょう。

 

4.公式アカウントとのカニバリ

メガネスーパーLINEアカウント

メガネスーパー公式サイト

これはLINE公式アカウントを実施している200弱の企業だけが対象となります。公式アカウントに集約をしてプロモーションを行うのも一つの戦略です。一方で、ブランド別や店舗別にLINE@アカウントを活用する手もあります。

メガネスーパーではLINE公式アカウントと、チャネル別のLINE@を2つ、そして各店舗のLINE@を約300展開をしており活用しています。最近では併用が増えてきていると聞きますが、最初に併用をされたのはパルコではないでしょうか。

LINE公式アカウントとLINE@を併用した点が新しいですね。公式アカウントは、月額数百万円という広告費用が必要ですが、スタンプも使いながら、数百万人に対して情報を一斉配信できます。一方LINE@は町の美容室や居酒屋などのお店でもお使い頂ける個店向けサービスで、エリアターゲティングができます。パルコではこれを店舗ごとに使われており、両者を合わせ技で使われたお客さまはパルコが初めてです

<引用>パルコxLINExNTTドコモのキーマンが集結!おもてなしのエッセンスで世界に負けないオムニチャネル施策を | MarkeZine

費用やエリアターゲティング以外にも異なる部分があります。メッセージの配信回数とタイムラインの投稿回数です。2015年9月以降はLINE@の5,000円プランで配信できるのは5万通までで、それを超過すると1通あたり税込1.08円課金されるものの、LINE@の配信回数に制限はありませんが、LINE公式アカウントはプランによって回数制限があります。また、タイムラインも同様で、LINE@は無制限、LINE公式アカウントは月4回までです。情報配信の回数が違うと、コミュニケーションのとり方が変わるので、その辺も加味して併用戦略が今後も増えてくるのではと考えています。

 

全てを知り、企業戦略に合わせて「LINE@を使わない」というのも1つの判断です。ただし、ほとんどの企業はLINE@を活用して損はないと言いきれますので、ぜひLINE@を導入し、活用してみてください。

 

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川添 隆

川添 隆

デジタル・コマースグループ ジェネラルマネジャー株式会社メガネスーパー
NewsPicksプロピッカー、デジタルハリウッドオンライン講師、文化服装学院 非常勤講師、日経デジタルマーケティング連載、ECzine連載、LINE大使(自称) ||| メガネスーパーのEC事業、オムニチャネル推進、デジタルマーケティング・コミュニケーション、デジタルを活用した店舗支援を統括し、他社のEC・オムニチャネルのコンサルティングにも従事。これまではファッション・アパレルに従事し、現職含め2社にわたりEC事業の売上を短期間で約2~3倍にしてきました。 ≫ プロフィール詳細・お問い合わせはコチラ

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