EC成長の新メソッド?ネットワークはあるに越したことはない。
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最終更新日:2017/08/26
ゾエのブログ
以前、あるECベンダーの勉強会で考えさせるトピックスがあった。ECベンダーとして月商50万円未満のECサイトをどうやって引き上げるか?特に月商10万円とか。
やはり、支援すべきところを明確に決めるべきと思う。私なら下記の2つを支援します。
1.ECの管理画面もよう開いてないが、商品の独自性はある
2.とにかく色んな施策や集客もしているが、売上がついてきていない
私の言うEC成長のメソッド「販売手法×在庫・MD×集客×組織」で言えば、1のパターンはMDの素養はあるが、他が良くない。ただし、商品の独自性があれば集客や販売手法、組織(ヒト)を整えることはできる可能性が高いと考えられます。
2のパターンは商品が悪いか、施策の方向性がうまくかみ合っていない。ただし、施策を実施するだけの組織(ヒト)が備わっていそうです。商売人には商売道具、すなわち価値を伝えやすい商品や、販売のノウハウを与えればうまくいくのではないかと考えられます。
では、これをうまく活かせる方法はなんなのか?私の中では「ネットワーク=人のつながり」なのではないかと思います。
例えば、トラフィックは持ってても、次の一手の商品がない企業にとって、商品の独自性は重要。自社のリソースを引き換えにしても、そういった商品が欲しい。上記1のパターン当てはまる企業は、商品の独自性を求める企業を探し出し、サイト紹介を条件として特別に商品を卸すというような手段も考えられます。
同様に商売人には商売道具、商品を渡せば売ってくれる。上記2のパターンに当てはまる企業は、自分たちが思い入れを持てる商品を探したり、施策のアドバイスをくれる先生を探すと良いのではないでしょうか。
いずれも、「探す」という行動を伴い、そこに自身のネットワークがあると、数珠つなぎで目当てのものが探せる可能性が高まります。そのためには、コツコツとした準備が必要です。人が集まるところに出向く、ブログやSNSで情報発信するなど。
ECは方法論が重要というよりは、本質的な商売における活動の方が重要だと考えます。そういう意味では、その部分が周知されていないだけに、まだまだECには成長余地はたっぷりありそうです。
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川添 隆

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