深夜のコンビニは、ホットスナックで売上を逃してないか?
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最終更新日:2017/08/26
ゾエのブログ
深夜のコンビニは、ホットスナックで売上を逃してないか?
そろそろ、みなさんが飲みに行く時間。飲み終わって帰るころの22〜24時。小腹が空いて、コンビニに立ち寄ると・・・ホットスナックがない。そんな経験はないでしょうか?
私は近くにあるローソンで毎回その思いをするし、以前住んでいた時の近くのセブンイレブンでも同じだった。コンビニの場合フランチャイズが多いので、その店のオーナーの方針によりけりなんでしょうね。廃棄リスクがあるし。
ただし、コンビニも他の小売りも「売り逃がし」はPOSのデータに出てこない。ECではせいぜい再入荷リクエストが入ればわかる程度。店頭だと「○○ってないんですか?」この一声を収集していかない限り、需要は数値化できません。例えば、以下の記事に関しても、コンビニの売り逃しについて記載がある。
「菓子パン、売り切れが目立ちますね」。ある店舗を視察中、沢田社長が表情を曇らせた。完売は喜ばしいことだが、商品の発注が足りていなかった裏返しでもある。コンビニ本部は売り上げ減少につながる品切れを嫌う一方、加盟店は売れ残りのリスクを恐れて発注には慎重になりがち。それでも店舗に発注増のメリットを訴えかけ、理解してもらうのがSVの仕事のはず。この店では、この「基本」が徹底されていなかった。
<引用>ファミマ社長の「気合い注入」現場を見た(3/5) | 日経ビジネスオンライン
時間帯や商品ごとの販売データに厳しいコンビニが、夜中のホットスナックに気づいていない、または気づいてはいるものの手を打てていない可能性はある。本部であろうが、フランチャイズオーナーであろうが、人が介在するのであれば、必ずこういった「売り逃し」は起こり得ます。いかに、そのジャッジを後押しできるか。特に最近は、「在庫を持たないこと」が注目されがちだが、「アンダーバイ(仕入不足)」は小売りにとって致命傷であることを忘れてはいけない。
ホットスナックだけでなく、コンビニはまだまだ売上があがるチャンスを秘めているということでしょうね。※もしかしたら、過去やっていて、失敗した経験があるかもしれませんが。
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川添 隆
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