永続的にビジネスを成長させるには、改善だけでなく、適度に革新が必要!
公開日:
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最終更新日:2017/08/26
EC・ビジネスメソッド
最近の頭の中でのキーワード。対談の時にふと頭に浮かんだことがきっかけ。
<引用>右ガシー・レンカー&メガネスーパー対談 | ECzine
対談のお相手は、元ガシー・レンカー・ジャパン株式会社で、現在は株式会社マードゥレクス 取締役、兼アクティブ合同会社 CEOの藤原 尚也さん。ECやデジタルマーケティングの領域の大先輩で、仲良くさせていただいております。
藤原さんと対談している時に、自分の中で再認識したのが、永続的にビジネスを成長させるには「改善だけでなく、適度に革新が必要」ということ。これは、新たな自分のメソッドとしてセミナーでも話したいくらい(笑)。
要は、不断の改善はもちろん大事だけれども、改善には幅の限界があるし、外的要因で吹き飛ぶ可能性もある。それでも永続的に成長に導いていくには、時に革新が必要なのではと。革新といっても、発明的な大々的なものではなく、これまでと違った角度で施策のことも含む。これを生み出すには、普段の直面している課題に向き合い続け、ある意味苦悩し、そのヒントを探し続けなければいけないと思っています。その革新が次の成長の肥やしとなり、成長を引き上げるという考え方です。
振り返ると、自分がECを成長させてきた過程では、こういう小さな革新があったからでは?と実感していますし、藤原さんにもこの話は共感をしていただきました。
<引用>メガネスーパー 社長メッセージ
ただし、これはECやWEBの領域の話ではなく、経営やあらゆるビジネスにおいて当てはまるんじゃないかな。
メガネスーパーのBOSSも、改善と革新のバランスがスゴイと常々感じます。他にも、ファッションだとルイ・ヴィトンやシャネルがそのポジションを継続的に確立できているのは、レガシーな部分を大切にしながら、常に新しいチャレンジを形にしているからだと思う。
ただし、ここで厄介なのは、「改善」は教えられても、「革新」は教えられないこと。ある意味、経験によって培われてきたセンスが必要な気がします。そうは言っても、それを継承していく必要もあるので、粘り強く、経験と苦悩をしてもらう環境を作っていくことが課題ですね。
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川添 隆
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